金子弘行さんがみた村井芳裕
株式会社ディーアイケイ 代表取締役
広告会社でプランナー、コピーライターの仕事をして、33才で独立しました。ホームページ制作会社を経営しています。
僕が独立した頃、コンサル的に関わっていた通信システム開発会社があり、その関連会社で社員募集をした際、村井さんが面接に来たのです。プロの音楽家で、MIDIをやっていて、コンピュータにも精通していて、才能があふれている感じだったので、社長にぜひ採用してもらえるようプッシュしました。村井さんは、そうして、アーティストから一時期、IT企業でサラリーマンを経験することになります。
村井芳裕ってどんな人ですか?
サラリーマン時代の村井さんは、とにかく貪欲でした。1997年だったと思いますが、まだインターネット黎明期で、ホームページもWEBサービスもそれほど多くなかった頃、僕と村井さんはネットに着目していました。村井さんの集中力はすごくて、ほぼ一週間くらいでhtmlをマスターし、簡単なサイトが作れるようになったと思ったら、Photoshop、Illustratorと順番に、主要なアプリを一週間毎にマスターしていき、気づいたらデータベースやサーバ構築も手中に収めていました。僕が「こんなことできませんか?」というと、村井さんはほとんど瞬時に、あるいは徹夜して、プロトタイプを作成してくれます。電話番号でホームページが検索できる仕組みや、アバターを使ったチャットシステム、botによる会話システムなど、今でも使えそうなサービスを、次々と生み出していきました。
今の関係を教えてください。
その後、村井さんはサラリーマンを辞めて、個人事務所立ちあげから法人成りしていくわけですが、ビジネスパートナーとして、お互い仕事をお願いしたり、ご依頼いただいたりという関係が続いています。うちの会社は「DIK」で、村井さんの会社は「PIK」。なんか兄弟みたいでしょ。仕事だけでなく、飲んだり、カラオケをご指導いただいたり、公私ともにお付き合いただいています。
村井さんは、ドラえもんの袋をもっています。僕らはのび太。ネットのこと、IT全般で困ったこと、手に負えないことがあったら、僕は「村井さん~!!!」と呼びます。すると、ポケットに手を入れて、「ジャーン!」とプログラムやコンテンツを取り出してくれるのです。実際には徹夜で開発していたりするのですが、それを感じさせないくらい「瞬時」にソリューションが提供されます。この早さは驚異です。
村井芳裕を紹介するとしたら?
ムライもん(笑)といいたいところですが、似たような人がいたので、やめときます(笑)。何でもできますし、答えをもっている人なので、特に中小企業の社長さんの味方だと思います。ネットやシステムといった専門分野だけでなく、経営や営業戦略なども適切なアドバイスができる人です。よき相談相手であり、経営の参謀であり、思い通りのシステムやウエブサービスが自分で作れる実務の人でもあります。実務ができるからこそ、アドバイスが適切で、うそがないのかもしれませんね。
村井芳裕に一言お願いします。
夜中の長電話(笑)。それは半分冗談ですが、やはり徹夜は控えたほうが・・・・それから、システムの話しになるとつい情熱がこもって長くなります。少し、相手の話を聞く余裕もほしい・・・かな。
金子さんありがとうございました。
これからも末永くお付き合いください。
金子さんと話していると、次から次へとアイデアが生まれてきます。
引き出しの深さや行動力に驚かされます。
株式会社ディーアイケイさんが作るホームページは、機能性のあるデザインと、的確な職種分析を元に機能性に優れ、集客を重視しています。また絶えず最新の動向に目を向けているのも特徴です。
金子氏を話しをしてみたら、その魅力に一瞬でひきつけられるに違いありません。